大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

クサトベラ

2月7日のスナヅルの記事の写真にも写っていたクサトベラです。 下の写真のクサトベラも、よく見るとスナヅルに絡まれています。

クサトベラ 1

クサトベラは熱帯~亜熱帯に分布していて、日本では小笠原や沖縄の海岸に群落を作っています。
葉の形も葉が裏側に湾曲する様子もトベラによく似ていますし、海岸近くという生えている環境もよく似ています。 でも葉の色はトベラより明るく、葉も柔らかく、草のようだというので「クサトベラ」なのですが、クサトベラも草ではなく常緑低木です。 葉は枝先に集中していて輪生のようにも見えますが、互生です。

花は葉の腋部につきます。 花は初めは白いのですが、次第に、黄色に変色していきます。
クサトベラはクサトベラ科、トベラはトベラ科で、似ているのは葉の様子だけ。 花のつくりは全く違います。
下の写真には花と若い果実が写っています。

クサトベラ 2

クサトベラの花冠は、掌状に5深裂していますが、花冠の上部は基部まで裂けていて、そこから花柱が直立していて、先端部はくるりとカーブしています。 花柱の先端は何やら毛がいっぱいで、多くの花のメシベの柱頭とは様子が違います。
クサトベラ科の植物はオーストラリアに多いのですが、じつはクサトベラ科の特徴として、メシベの柱頭を囲むようにして、花粉を受けとるインドゥジアム(indusium)と呼ばれている杯状の構造があり、日本語では花粉杯などと呼ばれています。

クサトベラの花

クサトベラ科はキキョウ科に近いと考えられています。 花のつくりもキキョウ科のサワギキョウミゾカクシ(アゼムシロ)などによく似ているのですが、上に書いたように、柱頭の周囲の様子は、かなり違っています。

下の写真の果実はまだ若いのですが、果実は熟すと光沢のある白色になります。
上から2枚目の写真で、果実のメシベのついていた場所にアリが来ています。 1頭だけではないので、偶然ではないでしょう。 蜜でも出ているのでしょうか? もしそうだとしたら、何のために? 気になるところなのですが、そのままになっています。

クサトベラの若い果実
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コメント
ホンマやわぁ・・・・
クサトベラとトベラ
似て非なるモン?

トベラは南紀で見たことアリィ(葉っぱと実)
クサトベラのお花と似ている、サワギキョウとミゾカクシ
知ってる×2

クサトベラは知らなかったけど、
つながりで知ってるモンが出てくるとうれしおすえ・・・・
2009/02/12(木) 15:32 | URL | わんちゃん #L1mRoPyo[ 編集]
No title
つながる、ひろがる、知識の輪
関連付けが複雑になるほど記憶は薄れないようですよ。
2009/02/13(金) 06:55 | URL | そよかぜ #-[ 編集]
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来ていただいて、ありがとう
'08.12.14.より
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