大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

星砂

星砂の浜

上の写真は、西表島の「星砂の浜」です。 遠くに白波が見えますが、その場所から波打ち際までは造礁サンゴの働きでたいへん浅くなっていて、波は立ちません。
この浜の波打ち際の湿った砂を掌で押さえると、掌に砂粒がくっついてきます。 よく見ると、その砂粒に、下の写真のような「星砂」と呼ばれているものが混じっています。 大きさは3mm程度、肉眼でもどうにか星の形が分かります。

星砂

星砂と呼ばれているものは、死んだ有孔虫の殻です。 有孔虫はリザリア界(注1)に分類される大型の単細胞生物で、生きている時は、この殻の中は原形質で満たされています。
星砂の写真には2種類の殻が写っていますが、星の形に近い先の尖った突起を持っている方がバキュロジプシナ(Baculogypsina)、球に近いものから先端が丸みを持った突起を出しているものがカルカリナ(Calcarina)です。

(注1)生物の分類について
リンネは生物を植物界と動物界に分類しました。 その後、さまざまな生物についての知見が深まるにつれて、全ての生物を植物と動物に分けることが難しくなってきました。 少し生物の分類に詳しい人は、生物をモネラ界、原生生物界、菌界、植物界、動物界の5界に分類するホイタッカーの5界説をご存知かもしれません。 しかし、生物の系統が遺伝子解析により明らかにされるにしたがって、生物の分類はますます複雑になってきています。 が、ここから先の話は専門的になりすぎるので、詳しく知りたい人は、Wikipediaの「生物の分類」などを見てください。
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コメント
星の砂
いわゆる、砂ではなかったんですか?
へえ~~です。

>死んだ有孔虫(?)の殻?
ますます、へえ~~です。

沖縄土産に、って星の砂のストラップが手元にあります。

30年ほど前に小柳ルミ子さんの「星の砂」が流行ってました。
今、聴いてみると、難しい曲なんですね、
当時は良い歌やなぁと聴いてました。
この歌のイメージにはとても「死んだ有孔虫の殻です。」
は思い浮かびません。
2009/02/05(木) 14:25 | URL | わんちゃん #L1mRoPyo[ 編集]
星砂
初めまして いつも拝見させていただき 感動しています。
星砂は、子供の頃から大切にして机の引き出しにあります。それが 二種類あること 分類が難しいこと とっても感動です。ありがとうございます♪
楽天ブログのアーチャーンさんのご紹介で
そよかぜさんのブログを知りました。これからも
どうぞよろしくおねがいします^^
2009/02/05(木) 19:14 | URL | るる #-[ 編集]
No title
わんちゃん、小柳ルミ子さんの「星の砂」も石垣島が舞台ですね。写真の星砂にもだれかの想いが込められているのでしょうかね。

るるさん、はじめまして
アーチャーンさんのブログは私も時々見せていただいていますが、私のブログを紹介していただいていたのですか。
西表島では大きな星砂を「太陽の砂」として売っていましたよ。


2009/02/05(木) 23:37 | URL | そよかぜ #-[ 編集]
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