西表島の浦内川沿いの道の両側には、下の写真のような亜熱帯照葉樹林が広がります。
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冬の寒さ対策として葉を落とす必要も無く、植物が年間を通して成長できる条件では、草本よりも、有利に光合成をするために太陽を求めて上へ上へと成長を続けることのできる木本が増えます。 シダもヒカゲヘゴなどの木生シダが見られます。
ほかの植物よりも上に葉を広げる方法として、たくさんある木を利用して、それにからまって上に上ろうとするツル植物という生き方があります。 上の写真でも、サトイモ科のハブカズラやタコノキ科のツルアダンが写っています。
高い所に葉を広げる方法として、空中湿度の高い林では、高い木の上にくっついて生活するという方法もあります。 着生植物です。 この写真には写っていませんが、多くの種類のラン科の植物や、シダ植物のシマオオタニワタリなどが、この方法を選択しています。
鳥などに高い木の上に種子を運んでもらい、そこで発芽し、空中の水分を吸収するために気根を伸ばす植物もあります。 クワ科に多く見られるのですが、この気根は、くっついている木に沿って下に伸び、気根どうしが互いにくっつきあって太るため、結果的にくっついている木を絞め殺すことになってしまいます。 このことは、いずれ別の記事にする予定です。
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木の成長がスゴイ、
そんな木の名前が解るそよかぜさんがスゴイ
気根の気張り具合がスゴイ
ここは紅葉ってないんですよね?
(アホなことを聞いてしもた)
大阪付近ではきれいに紅葉するハゼの木もあります。でも、これも木全体が紅葉するところまではいかないようです。
このブログに載せたモモタマナ(http://soyo78.blog121.fc2.com/blog-entry-18.html)も紅葉します。