大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

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モモタマナ

モモタマナの並木

石垣・西表まで来れば、当然のことながら、街路樹も大阪とは違ってきます。 西表島で特に多かったように思えたのが、写真のモモタマナでした。

モモタマナはシクンシ科に分類され、マレー半島が原産ともいわれていますが、熱帯各地に広く野生化しています。 自生地が海岸近くに多いのは、桃の種子を少し大きくしたような果実が水に浮く構造になっていて、海流に乗って分布を広げているからです。 ちなみに、種子は食用になるとの事です。
樹形は写真のように、自然に日傘のように横に広がりますので、木が大きくなれは、夏には良い日陰を作ってくれます。

写真でも葉があちこちで紅葉していますが、モモタマナは乾季に葉を落とします。
本州で落葉樹といえば冬に、つまり寒い時期に葉を落とす木になってしまいますが、落葉樹にはもう1種類あって、表面積が広くて水分を失いやすい葉を落葉させて乾季を乗り切るタイプがあります。 林を形成する場合は、前者を夏緑樹林というのに対し、後者を雨緑樹林と呼んでいます。
石垣や西表では、極端な乾季は無いでしょうから、せいぜい半落葉で、完全に葉を落とす時期というのは無いのだと思います。

下は、昔スリランカに行った時に撮ったモモタマナの花と実です。 フィルムのネガから作成しましたが、色が少しおかしくなってしまいました。
花は穂の付け根に近いところのものが少し大きく、これが雌花で、その先は全て雄花です。 雌花が実になると、雄花のついていたところは軸だけが残っています。


モモタマナの花



モモタマナの実


モモタマナの名前の由来については、高橋俊一氏は、つやつやした大きな葉は菜っ葉のようであり、「桃の種のような実が成る菜っ葉の木」つまり「モモタネナ」が転訛して「モモタマナ」になったのではないか、と考察されています。
(高橋俊一:世界の植物-植物名の由来-
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コメント
木の特性
なるほど、このまま大きくなると、良い木陰になりそうですね

食用になっているという、種子に興味があります。
お菓子、おつまみになるのか、煮豆になるのか・・・などなど


2009/01/06(火) 21:52 | URL | わんちゃん #L1mRoPyo[ 編集]
仁はアーモンドの味
モモタマナの種子の中身(=仁)は生でも焼いてもおいしく、アーモンドのような風味があり、トロピカル・アーモンドとも呼ばれているらしいですよ。
2009/01/06(火) 23:04 | URL | そよかぜ #-[ 編集]
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来ていただいて、ありがとう
'08.12.14.より
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