大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

パッションフルーツ(補足)

記事はいったんお休みにすると言っておきながら、前回の果物の記事に対していただいたコメントの中で、パッションフルーツについてたくさんの質問をいただきましたので、味をお伝えすることはできませんが、百聞は一見に如かず、パッションフルーツの中身の様子を載せておきます。
パッションフルーツのジュースを飲んだことのある人でも、中身の様子を見たことのある人は少ないかもしれません。

passionfruit081115_1.jpg
スポンサーサイト

果物いろいろ

暖帯から亜熱帯、熱帯へと進むにつれ、東アジアでは木の種類が増え、木になる果物の種類が増えてきます。
石垣市中央商店街「あやぱにモール」の店先にも、大阪では育たないようないろんな沖縄県産の果物が並んでいました。
これらの果物は最近は大阪でも入手できるようになりましたが、やはり産地では並んでいる量が違います。
そしてこれらの果物ができる木の「科」を調べると、ちょっと驚くような科がいっぱいです。

 マンゴー

マンゴー

完熟して柔らかくなると運搬には不向きですが、現地ならではの完熟マンゴー。 独特の芳香と甘さは抜群。 でも、マンゴーはなんとウルシ科です。 やはりウルシオールを持っていますので、かぶれることもあり、注意が必要です。 時によっては食べてから数日を経てかぶれ症状が出てくることもあります。

 スターフルーツ

スターフルーツ

切り口が星型になるので、スターフルーツ。 変な甘さがなく、さわやかな酸味の強い味は私の好みです。
このスターフルーツも科を知ると驚きます。 なんとカタバミ科! そういえば、全く大きさは違いますが、カタバミの果実と形は似てなくもありません。
写真で、スターフルーツの上に写っているのはマンゴーです。

 ドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツ

大阪あたりで流通しているもののほとんどは、輸送のために未熟果で、しかもドラゴンフルーツはほとんど追熟しない果物なので、よく味が薄いと言われます。 でも、樹上で完熟したドラゴンフルーツは、日持ちがしないのですが、甘くおいしい果物です。 中には細かい種子が入っていますが、キウイフルーツのようにそのまま食べることができます。
このドラゴンフルーツはサボテン科です。

 パッションフルーツと乾燥パパイア

パッションフルーツ・乾燥パパイア

写真の下半分がパッションフルーツです。
切って中を見ると、1つずつていねいにゼリー状の果肉に包まれた小さな種子がぎっしり。 生食してもさわやかな酸味がおいしいのですが、小さな種子が邪魔なので、私の好みはジュースです。
パッションフルーツはトケイソウ科の植物です。
そして写真の上半分は乾燥パパイア。 パパイアは簡単に育てられ、どんどん果実を作りますが、水っぽいので、ここでは乾燥させたものが売られていました。 これは水に戻して野菜として使用するようです。
パパイアはパパイア科の植物です。

          

今回の記事で、石垣島・西表島編を終わりとします。
このブログは大阪府の自宅を離れて旅した時の植物や昆虫などの記録として作成しています。 またどこか旅に出るまでは、しばらくはこのブログをお休みにします。
なお、自宅付近の植物、昆虫、鳥などの様子は「そよ風のなかで」で書いていますので、暫くはこちらの方をよろしくお願いします。

海ぶどう

海ぶどう 1

ホテルの食事の刺身のつまについていた海ぶどう(上の写真の右下)が、石垣市中央商店街「あやぱにモール」で売られていました(12月:下の写真)。

海ぶどう 2

海ぶどうの“正体”は、クビレズタというイワズタ科の海藻です。
クビレズタは南西諸島から東南アジア~オセアニアの、潮間帯の下部から漸深帯の砂地に生育する緑藻の一種です。 匍匐茎(ランナー)を伸ばし、写真に写っているのは、この匍匐茎の途中から直立して生えている茎の部分です。

海藻には根・茎・葉の区別はありません。 そもそも「根」とは土から水や肥料分を吸収する所で、「葉」は光合成をする所、「茎」は根と葉を配置し物質の通路となる所と、根・茎・葉とは機能的な単位であるわけです。 ところが海藻は、体全体で海水に溶けている二酸化炭素や肥料分を吸収し、体全体で光合成をすればいいわけで、根・茎・葉といった機能的な分業は不要です。 ですから下の写真で、茎に球形の葉がたくさんついている、とは言えない訳です。

クビレズタ

上の写真で、球形の部分もそれをつけている細く延びた部分も同等な機能を持つ本質的には同じものです。 その同じ部分の枝分かれした部分が細くくびれているためにその先が球形に、つまり形態的に違って見えるわけで、これが「クビレ」ズタの名の由来です。
あぁ~ くびれだということを説明するのにくたびれた・・・

アラマンダ

アラマンダ 1

石垣市市街地の民家の庭に咲いていたアラマンダです。
アラマンダは南アメリカ熱帯原産のキョウチクトウ科の半つる性植物で、約12種が知られていますが、栽培されているのはそのうちの数種です。
品種改良が進み、種の判別ができなくなったものもありますが、写真のアラマンダは、オオバナアリアケカズラ( Allamanda cathartica var.hendersonii )でしょう。 葉は2~4枚が輪生します。

アラマンダ 2

オオコチョウ

オオコチョウ 1

民家の庭に植えられていたオオコチョウがきれいに咲いていました。
オオコチョウは西インド諸島原産のマメ科の常緑低木で、温度さえあれば花は周年見られるようです。

オオコチョウ 2

ジャケツイバラ属ですので、葉が二回羽状複葉であり、幹に堅い刺がある(写真にはほとんど写っていません)ところなども、ジャケツイバラによく似ています。

オオコチョウ 3

サガリバナ

サガリバナ 1

宮良殿内に植えられていたサガリバナです。
サガリバナはサガリバナ科の常緑高木で、東南アジアの熱帯・亜熱帯のマングローブの後背地や川沿いの湿地に分布しています。 日本でも奄美大島以南の南西諸島に自生していますし、花が美しいので、宮良殿内のように庭に植えたりもされています。
でも、ザガリバナの花の盛りは夏から秋にかけてですし、本来は夜に芳香を放って咲き競う花です。 それを冬の昼に、たまたま咲いた花を見ているわけで、この花のほんとうのすばらしさをお伝えできないのが残念です。

サガリバナ 2

ムラサキムカシヨモギ

ムラサキムカシヨモギ 1

宮良殿内の庭で咲いていた雑草、ムラサキムカシヨモギです。
ムラサキムカシヨモギ( Vernonia cinerea )は、九州南部以南の低地から山道に生えるキク科の多年草です。
頭花は20前後の筒状花からなりますが、それぞれの筒状花は深く星形に切れ込んだ花冠を持っています。

ムラサキムカシヨモギ 2
来ていただいて、ありがとう
'08.12.14.より
数字にマウスを載せると推移が出ます
お帰りにポチッとお願いしま~す
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
カテゴリ
最近のコメント
カレンダー
03 | 2009/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
月別アーカイブ
ブログ内検索
プロフィール

SOYO.jp

左木山祝一
大阪府堺市に住む自然好きの、植物や昆虫などとの出会いの記録です。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
最新トラックバック
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード