大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

セイシカ


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 写真は西表島で見たセイシカ Rhododendron latoucheae です。 台湾や中国中南部にも分布しますが、日本では石垣島と西表島にのみ分布します(奄美大島には変種または別種とされるアマミセイシカが分布していて絶滅危惧1A類に指定されています)。
 咲いていたのは広くコシダに覆われた斜面で、陽の当たる乾きぎみの所で育つように思いました。 よく川沿いの林内や林縁の岩上と書かれてあるのを見ますが、暗い林床ではなく、岩上など比較的乾燥気味で、根が深く入らず高木などが育ちにくい所で育つということではないかと思います。

(2017.4.19. 西表島)

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ヤエヤマヒルギの胎生種子


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 ヤエヤマヒルギ Rhizophora mucronata の胎生種子が樹上で発芽しはじめていました。 これらは胎生実生または散布体と呼ばれています。
(2017.4.18. 西表島)

 下は2015年10月2日に西表島で撮ったヤエヤマヒルギです。 花の終わったすぐ後で、白い長毛のビッシリ生えた花弁がクモの糸に引っかかって残っています。


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トクサバモクマオウの花

 琉球弧に移入されたトクサバモクマオウ Casuarina equisetifolia (別名 トキワギョリュウ)のことは前に書きましたが(こちら)、今回はそのトクサバモクマオウの花を見ることができました。


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 トクサバモクマオウは雌雄同株の風媒花で、上は雌花序です。 雌花は短い側枝の先に頭状に集まり、苞に保護されています。 上の写真では、赤い柱頭が苞の間から長く突き出しています。


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 上は雄花序です。 雄花は小枝の先に線形の穂状花序を作っています。 雄花の2個の花弁は苞に隠されていて、1本のオシベが苞の間から出ています。

(2017.4.18.西表島)

ヤエヤマコンロンカ


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 ヤエヤマコンロンカ Mussaenda parviflora var. yaeyamensis は、八重山諸島で見られるアカネ科の常緑低木です。 葉が大きく楕円形であることから、屋久島以南に分布するコンロンカの変種とされています。


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 花は黄色の花冠が5裂し、5枚のガク片があるのですが、集散花序のいくつかの花の1つのガク片が大きく白くなっています。 この花弁のように見える白い大きなガク片は遠くからでもよく目立ち、虫たちに花の存在を教えているのでしょう。 ちなみに和名の「コンロン」は、この白いガク片を崑崙山のまっ白な雪にたとえたものでしょう。

(2017.4.17. 石垣島)

クロヨナの果実


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 上の写真、葉は3出腹葉で、ハギの果実を巨大にしたような果実、マメ科のクロヨナ Pongamia pinnata の果実です。 奄美大島以南に分布し、海岸でよく見られるのは、種子が海流に乗って運ばれることができるためでしょう。
 種子つまり豆は食用には適していませんが、この豆からは油が採れ、蝋燭や石けんなどとして利用できるようです。

(2017.4.18. 西表島 南風見田の浜)

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