大阪府堺市の自宅周辺とは少し違った自然とのふれあいの記録です。

マンネンスギの仲間


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 カナダのトレンブランビレッジ(こちら)で見たマンネンスギの仲間です(撮影日は2016.6.5.)。 Lycopodium obsurum だと思うのですが、この仲間は北アメリカには3種が分布していて、その違いを書いたものをみつけることができませんでした。

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Stylidium debile


Stylidium debile 161119_1


 上はオーストラリア原産の Stylidium debile です。 咲くやこの花館で 2016.11.19.に撮りました。


Stylidium debile 161119_2


 上は1つの花を拡大して撮ったものです。 花の中央にある棒状のものは、メシベとオシベが一緒になったもので、蕊柱(ずいちゅう)と呼ばれています。 この蕊柱は普段は花の横下に垂れ下がっているのですが、虫が蜜を求めて花の中心部に触れると、素早い動きで蕊柱が立ち上がり、虫の体を叩き、虫の体についていた花粉をメシベの先につけると共に、新しく花粉を虫の体につけます。 上の写真は、このようにして蕊柱が立ち上がっている状態です。
 このような動きから、英語ではこの植物を Trigger Plant (引き金植物)と呼んでいます。 YouTubeを探すと、この動きを紹介したものがありましたので、下に載せておきます。




 この蕊柱の動き、留め金のように機能する部分があって、それが外れて動くものだと思っていました。 しかし調べてみると、立ち上がった蕊柱は、数分経つとゆっくり元の位置に戻り、このすばやい運動は何度も繰り返すことができるようです。 どんな仕組みが働いているのか、不思議です。
 このおもしろい植物、もちろん日本には近縁の種は無く、科名も聞き慣れないスティリディウム科( Stylidiaceae )です。

トックリキワタ


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 上は沖縄県の石垣島で撮った、街路樹として植えられていたトックリキワタです(撮影日:2015.10.3.)。 成木は写真のように幹が徳利状に膨らんできます。


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 上は1枚目の写真の葉です。
 大阪市の咲くやこの花館で、このトックリキワタの実が割れて、綿に包まれたたくさんの種子がぶら下がっていました(下の写真:2016.11.19.撮影)。 この綿はクッションなどの詰め物として使用されるようです。


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 トックリキワタはブラジル・アルゼンチンなど南アメリカ中南部の原産ですが、日本では観賞用として栽培され、また南西諸島などでは1枚目の写真のように街路樹や公園樹として植栽されています。
 上の写真にもピンクの花が少し見えています。 原産地でのトックリキワタは、乾季に葉を落とす落葉高木で、花は乾季の終わる頃、日本のソメイヨシノのように葉が出る前に樹幹いっぱいに咲くのですが、温室ではそうはいかないようです。


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 上がその花です。

Hamelia patens


Hamelia patens161119_1


 Hamelia patens(ハメリア・パテンス)は中央アメリカ~西インド諸島原産のアカネ科の常緑低木です。


Hamelia patens161119_2


 花は筒状で、5裂している花冠はそんなには開かず、上の写真の状態でいちばん開いた状態でしょう。 低温にさらされなければ、周年開花するようです。
 英名では花の色と群がって咲く様子から Firebush と呼ばれる他、ハチドリが好むようで、Hummingbird bush とも呼ばれています。


Hamelia patens161119_3


 花後にできる果実は液果で、次第に黒くなります。 この果実は飲料になるようで、メキシコでは栽培もされているようです。

(2016.11.19. 咲くやこの花館)

クロバナタシロイモ


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 クロバナタシロイモ Tacca chantrieri は中国雲南省~東南アジアに自生する多年草で、この植物の属するタシロイモ科は、APG植物分類体系ではヤマノイモ科に移されています。
 花茎の先に大きな苞に包まれるように多数の花をつけています。 長く伸びた髭のようなものは、細くなった苞とも花のつかない花柄が伸びたものとも考えられるがよく分からないようです。
 日本ではその姿のおもしろさから観賞用に栽培されていますが、地下茎は食用にされることもあるそうですし、中国では胃潰瘍や腸炎、肝炎の薬としても利用されてきたそうです。 またこの植物からは近年新しい構造の化学物質が次々と発見されていて、変わっているのは外見だけではなさそうです。

(2016.11.19. 咲くやこの花館)

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左木山祝一
大阪府堺市に住む自然好きの、植物や昆虫などとの出会いの記録です。

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